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> 研究・とりくみ/環境を保つ
環境保全技術の開発と調査・施工管理
当財団では、環境分野において、地盤や地下水の保全、最終廃棄物処分場建設および循環社会におけるリサイクル化などのニーズが高まる中で、自然環境や耐震性を考慮した幅広い環境保全技術の開発とそれらの調査・施工管理に取り組んでいます。
廃棄物処分場の調査・施工管理
廃棄物処分場建設における遮水構造の計画検討・解析および現場管理など、地域地盤に適したコンサルティングを行っています。
多要素複合ライナー(遮水シートとベントナイト混合土)による遮水構造
(静岡県浜北市廃棄物最終処分場)
ヘドロのリサイクル技術
河床ヘドロなどを植生も可能な土壌に連続固化改良する技術を提案し、施工管理を行っています。
汚染土壌の浄化対策
汚染土壌の掘削
汚染土壌の仮置き・水切り
当財団は環境省認定の土壌調査機関として、汚染土壌の調査・対策計画を提案し、浄化管理を行っています。
▼油汚染土壌の簡易洗浄
遮水パネルの共同開発
地下水環境の保全
産官学の連携により進められている「廃棄物処分場の遮水壁に使用する安全確実な厚肉遮水シートの開発・実用化」に参加し、共同研究を行っています。 (ジオテキスタイル研究会:大阪府産業技術研究会主催)
地下開発に伴う地下水環境の変化とその影響を保全するために、地下水流動調査や対策工法の検討・設計を行っています。
公開実験
(打設状況、平成14年10月)
長さ10m×幅2m×厚さ35mmの2重遮水シートの中間に特殊ウレタン材を充填した遮水壁材
地下水流バイパス管の施工例
(地下水非遮断土留構築工法:タナカ重機建設(株))
掘削後の配管断面
埋戻後の配管断面